テキストサイズ

忘れた頃に…

第2章 39歳 春



朝が弱い主人と子供逹を起こし、朝食と高校生の息子と娘のお弁当を作り、それぞれを送り出してしまえば、後はひとりの時間。

洗濯.掃除の家事を済ませ、お小遣い程度の内職が終われば、本当に私の時間。


ママ友とランチに出掛けたり、誘われて始めたパッチワークの教室に通ったり…


主人が帰って来る日は、一緒にお昼を食べる。


”やるべき事さえちゃんとやれば…"

が主人の口癖で、子供逹の帰宅時間に間に合えば、特に咎められる事もなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ