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忘れた頃に…

第12章 会いたかっただけ…



約束は今日。

朝からソワソワしていた。

急いで夕食の支度をし、少し早めに家を出た。

SEIYUの駐車場と言っても、それなりに広い。

そう言えば、彼の車を知らない。

とりあえず、一番端のスペースに車を停めてメールをした。

「ちょっと早く着いちゃった。南側の一番端っこにいます。ゆっくりでいいからね。」

すぐに返事がきた。

『やっぱり気付いてなかったんだね。
と、な、り。』

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