テキストサイズ

忘れた頃に…

第12章 会いたかっただけ…



…と言っても、決めなくてはならない事はそれほどなく、すぐに話は横道にそれてしまっていた。

楽しくて帰るのが嫌になってしまいそうだ。

『ともちゃんの手、ちっちゃくない?』

「そうかな?」

比べる様に、彼の方に手を出した。


ぐいっ!


いきなり手首を掴まれ、引っ張られた。

!!!!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ