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「大丈夫！佳奈ちゃんなら大丈夫よ」

私の隣には叔母が不安な私を励まして
くれていた。

「佳奈ちゃんは、小さい時からしっかり
してたし。親元離れるのは寂しいと思う
けど、佳奈ちゃんなら大丈夫！」

私の事を実の娘みたいに可愛がってくれて
いる叔母が、不安な私を励ましてくれていた。

「うん。ありがとう。叔母さん。
私、がんばってくるね！」

タクシーの中で私は泣きながら叔母の
励ましに応えた。

私は明日の入学式の為両親とは別に
学校に向かっている。寮に荷物を置いて
色々見て見たかったから、少し早めに
家を出たかったからだ。一人は不安
という事で、たまたま、用事があった
叔母が途中まで一緒にいていた。