新章イケメン大奥〜逆ハーレムの世界
第7章 九条
しばらくして
瑠璃が九条の腕の中でまどろんでいると
九条がゆっくり語り出した。
「俺はあんたが好きだけど…
あんたが困ることはしない。
めんどーなことは大嫌いだけど
あんたが選んでくれるなら
正室にもなる。」
「うん…」
「待ってるからー」
「ありがとう…九条。」
その時、そっと部屋の前から離れた
人影は城の外れへと駆けて行く。
数刻経ち、眠る二人の耳に
遠くから微かに聞こえる
笛の音を奏でるのは
切なく目を細めた麻兎だった。
「火影…
お前の気持ちが解ったよ…」
瑠璃が九条の腕の中でまどろんでいると
九条がゆっくり語り出した。
「俺はあんたが好きだけど…
あんたが困ることはしない。
めんどーなことは大嫌いだけど
あんたが選んでくれるなら
正室にもなる。」
「うん…」
「待ってるからー」
「ありがとう…九条。」
その時、そっと部屋の前から離れた
人影は城の外れへと駆けて行く。
数刻経ち、眠る二人の耳に
遠くから微かに聞こえる
笛の音を奏でるのは
切なく目を細めた麻兎だった。
「火影…
お前の気持ちが解ったよ…」