俺の彼氏はポルノ男優!?
第2章 スカウト-涼-
涼『やばいぃぃぃぃぃぃぃー、時間がないぃぃぃぃぃぃぃ』
端から見れば変質者だろう。
雄叫びをあげ街を走り去ってく男をみて唖然としているだろう。
俺ならば警察に通報している。
そこへ…
ス『お兄さん!そこのお兄さん』
そう言われながら腕を掴まれる。
こんな時に誰だよ。
涼『なんすか』
ス『わたくし、こういう者です』
差し出されたのは名刺
ん?
ス『シェルというゲイポルノ事務所に務めております。お兄さんかっこいいですね!こういうの興味ありません?よかったら、うちへ…』
涼『さーせん。俺急いでるんで』
掴まれた腕を振りほどき
走り去った。
なんなんだよ
ただでさえ急いでんのに
しゃべりかけてくんなよー
しかもゲイのアダルト(笑)
俺はホモォのおかずにはなりたくないんだよ!
とか なんとか考えながら大学まで走った。