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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第5章 別離、それとも~切な過ぎる夜に~

「やだっ、何するの! いやっ」
 堪えていた涙がとうとう溢れ出した。剛史は嫌がる美奈恵を力で抑え込み、そのままベッドに突き飛ばした。
「あっ」
 美奈恵は悲痛な声を上げて、ベッドに転がった。
「剛史、酷いよ。何でこんな乱暴なことをするの」

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