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俺はここだよ

第21章 思いのまま

俺は隣に座り、肩に手を回した。
引き寄せると、胸に倒れ込んできた。
優しく抱き締めたまー君の肩が、何だか小さく思えた。

しばらくしてまー君から離れようとした。


「あっ、ごめんまー君。俺思わず・・・」

「待ってニノ。
このままもう少し、抱き締めててくれない」


離れようとした俺の腕を掴んだ。

俺は何も言わず、もう一度まー君を抱き締めた。
まー君も俺の背中に腕を回し、ギュッと抱きついた。


「まー君・・・」


優しく頭を撫でた。
体を離しまー君の頬を両手で包み込んだ。
頬を流れる涙を拭った。
そしてそのまま唇を重ねた。


「ごめん、まー君。俺・・・あっ!!」


俺の首に腕を回し、放した俺の唇を引き寄せ自分から唇を重ねてきた。


「お願いニノ、俺から離れないで」


その言葉で俺は、激しくキスをした。
油断した唇から舌を滑り込ませた。
激しく絡め、吸った。


「ふぅん・・はぁん・・・」


また唇を離した。


「ニノ・・・」


とろけた目で俺を見る。


「まー君、こっちおいで」


手を握り、ベットに誘った。


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