俺はここだよ
第24章 ・・・?!
歌いながら、踊りながら、ステージの隅から隅まで動き回る。
でも何だか集中できない。
さっき翔君が、何を言おうとしていたのかが物凄く気になる。
「俺達これから・・・」
これから何?
翔君は何て言おうとしてたんだろう。
駄目だっ・・・集中できない。
「翔ちゃん、どうした?」
「あっ、智。
ごめん、何かボーとしちゃって」
「体、大丈夫?続けられる?」
「うん、大丈夫。ありがとう、智」
相変わらずいろいろ気がつくリーダー。
俺の肩をポンポンと2回、叩いて離れていった。
少し離れたところに、翔君がいた。
まーが声をかけている。
心配そうにしているまーに、笑顔で答えている。
このまま翔君として、過ごしていかなくてはいけないのか。
もしかして翔君も、その事を言おうとしていたのかな。
もう、諦めなくてはいけないのかもな・・・
5人でステージを移動していると、考え事をしていたのか、翔君が何かにつまずきよろめいた。
隣にいた俺にぶつかった。
「わぁぁぁっ!!」
あの時と同じ様に、俺と翔君は重なりあうようにステージから落ちた。
でも何だか集中できない。
さっき翔君が、何を言おうとしていたのかが物凄く気になる。
「俺達これから・・・」
これから何?
翔君は何て言おうとしてたんだろう。
駄目だっ・・・集中できない。
「翔ちゃん、どうした?」
「あっ、智。
ごめん、何かボーとしちゃって」
「体、大丈夫?続けられる?」
「うん、大丈夫。ありがとう、智」
相変わらずいろいろ気がつくリーダー。
俺の肩をポンポンと2回、叩いて離れていった。
少し離れたところに、翔君がいた。
まーが声をかけている。
心配そうにしているまーに、笑顔で答えている。
このまま翔君として、過ごしていかなくてはいけないのか。
もしかして翔君も、その事を言おうとしていたのかな。
もう、諦めなくてはいけないのかもな・・・
5人でステージを移動していると、考え事をしていたのか、翔君が何かにつまずきよろめいた。
隣にいた俺にぶつかった。
「わぁぁぁっ!!」
あの時と同じ様に、俺と翔君は重なりあうようにステージから落ちた。