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「うぅぅぅ・・・」


ざわめくスタッフ。


「翔ちゃ～ん！！」

「じゅ～ん！！」


慌てて俺達のところへ駆け寄る３人。


「翔ちゃん！翔ちゃん！
大丈夫？しっかりして、翔ちゃん！！」


俺を抱きかかえるリーダー。


「じゅん、目を開けて！じゅんじゅん！！」


まーに抱きかかえられる翔君。

そしてその２人の後ろで、身動きがとれず、固まってしまったニノ。

あの時と同じ、みんなの声がどんどん遠くなっていく。
リーダーの声も、まーの声も聞こえなくなってきた。
目の前も、どんどん暗くなっていく。

どうなっちゃうんだろう。
このまま俺達、終わっちゃうのかな？

そんなの・・・嫌だよ。

一瞬まーの姿が目に入った。


「まー・・・」


俺はそのまま気を失った。

そして俺達２人、病院へ運び込まれた。