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やっぱり好きかも

第2章 高校時代

帰りはみんなその学校の彼達と待ち合わせをして夕御飯を食べると言っていたがどうしても行く気になれず1人で帰ることにした。

それで1人駅まで歩いていて何人かの人が声をかけてくれたがやんわり断り続けた。

そして1人で地下鉄に乗っていると前に座っている男の子がずっと私を見ていた。

視線は感じるけどどうしても見ることが出来ずずっと下を向いていてやっと降りる駅に着いて慌てて降りると

「ナミだよね。化粧してるし雰囲気が変わっているけど…。俺のこと覚えてる?」

いきなり右手をつかまれて言われた。

私は今だに男子恐怖症だったので恐る恐る顔を上げた。

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