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「再会」と呼べる「出会い」

第4章 兄と弟

…れ


寒気を感じ目を覚ます。
窓の外が少し明るい。

…5時


身体の習慣とは面白いもので
慣れると必ず毎日
その時間に目が覚める。


あのまま寝てしまったのか…。


「…さむ」


4月 朝はまだ寒い。


…ん?

なんだ?コレ??


違和感を感じ
布団を剥がして見ると




…!!!!!!!!!!



「んーっ
 オハヨ にぃさん」

「おんっ前!?
 なんでここにいるんだよっ!!」


次朗が一糸纏わぬ姿でそこにいた。



「えーっ だって
 折角再会出来たから…ふぁあ
 兄さんの身体、良かった」

「!!!!!!!!!!!」


っんなーーーーーーっ!!




俺 上 着てない



…下は

履いてる…。



「お前 …お前」

声が震える。
寒さは10割り増しだ。


「…してないよ?
 大丈夫、兄さんからは
 搾取しないよ
 いいならするけど」

眠そうな目で頬杖をつきながら
次郎は言った。


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