テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第8章 その周りの人々

あれ、 待てよ…。

『ダーマさん?』

『あれ?ご存知ないですか?』

歓迎会でのあの会話。
…やっぱり   


「次朗、図書室の松井先生って」

「うん、たろちゃんは“仲間”だよ」

たろちゃん?? 


…キーンコーン カー


「やっべ!
 授業始まっちゃう!!
 ごちそうさま! またね!」

次朗はそう言って
急いで弁当をしまうと部屋を出た。

いつも肝心なところで…ったく。


…そうか
松井先生、やっぱり仲間だったのか。
昨日は早く帰ってしまったから、
よく話せなかったしな…。
これから授業があるし、
放課後にでも行ってみるか。



*…*…*…*…*…*…*

ストーリーメニュー

TOPTOPへ