「再会」と呼べる「出会い」
第8章 その周りの人々
今日は買い出し班と
部紹介に向けてのミーティング班に
分かれて活動が行われた。
買い出し班は佐伯を筆頭に
セリハ、ショウヤ、
そして次朗が加わった。
残りはミーティング班。
うっかり財布を忘れてしまうという
アクシデントはあったものの、
買い出し班は賑やかに出掛けていった。
俺はミーティング班と共に残った。
スミレが全員から出た意見を
うまくまとめあげ、
なんの問題もなく終わった。
流石、未来の女将は
しっかりしてるもんだな。
「先生から、何かあります?」
「いや、完璧なんじゃないか?
沢山集まるといいな」
「その点、
心配はいらないと思いますよ。
寧ろ、定員についてなんですけど…」
希望者殺到の恐れって奴か。
佐伯も懸念してたが、
確かに混乱しないようにしなきゃな。
「この教室の作業台は
一カ所につき約6人が限度だ。
それを考えると…
予備を踏まえて30人位かな」
「…それでも多い感じしますけど。
人数が多いとまとまり辛くなるし」
「たっだいまー!」
「おかえりなさい。
ぅわ… 次朗君力あるね…」
30キロの米袋を担ぎ
反対側にも重そうな買い物袋を持って
次朗が帰ってきた。
部紹介に向けてのミーティング班に
分かれて活動が行われた。
買い出し班は佐伯を筆頭に
セリハ、ショウヤ、
そして次朗が加わった。
残りはミーティング班。
うっかり財布を忘れてしまうという
アクシデントはあったものの、
買い出し班は賑やかに出掛けていった。
俺はミーティング班と共に残った。
スミレが全員から出た意見を
うまくまとめあげ、
なんの問題もなく終わった。
流石、未来の女将は
しっかりしてるもんだな。
「先生から、何かあります?」
「いや、完璧なんじゃないか?
沢山集まるといいな」
「その点、
心配はいらないと思いますよ。
寧ろ、定員についてなんですけど…」
希望者殺到の恐れって奴か。
佐伯も懸念してたが、
確かに混乱しないようにしなきゃな。
「この教室の作業台は
一カ所につき約6人が限度だ。
それを考えると…
予備を踏まえて30人位かな」
「…それでも多い感じしますけど。
人数が多いとまとまり辛くなるし」
「たっだいまー!」
「おかえりなさい。
ぅわ… 次朗君力あるね…」
30キロの米袋を担ぎ
反対側にも重そうな買い物袋を持って
次朗が帰ってきた。