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「再会」と呼べる「出会い」

第13章 ごめんなさいじゃ足りない

いつからだっけ?
同じ景色の夢を見るのは
もう数え切れない。



同じ景色の中にある
あの人の温もり


顔はいつも、モヤがかかっていて
見えないんだよね。







…そして

砂になって消える
あの人の肉体


身を引きちぎられるような悲しみと


大きな自己嫌悪









…あれ?

今日はなんだかいつもと違うな

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