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「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

ありえない…!!


「ちょうどいいじゃない
 ここ すぐに水道あるし
 …ちょっと寒いけど」

ぷは~
と煙を吐き出しながらエミが言った。


…エミ、
友達ならこういう時、
助けてくれるんじゃないの?



そうか

そもそも、友達なんかじゃなかったんだね。



「…っていうか
 なんか寒くない?」

「あー確かに なんか寒い」
「汗かいたからだろ?
 あんな激しく動いたからな

 …」

笑いながらそう言った
男子の表情が急に固まった。


「…なんだ アレ」






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