「再会」と呼べる「出会い」
第15章 そして繋がる
その後、私達は
賑やかに新入生歓迎会が行われている体育館に行った。
丁度、軽音部の伴奏に
吹奏楽部と合唱部、
それにダンス部がコラボするという
賑やか過ぎるステージに
みんなが注目していた。
「ぅわ また
随分ド派手なのね」
「毎年こうだよ
文化祭だって凄いんだから」
「うちの学校が
お祭り好きなのは伝統ですね
もういいんですか?」
入り口に立っていた松井さんが気付いて
私達に話しかけた。
「続きはまた今度
ね」
「う …うん」
「羨ましいですねー」
という松井さんの口調は棒読みだったが
表情はなんだか優しかった。
「佐伯さん
もう 大丈夫ですね」
「…
はい!」
私は力強く返事をした。
何を大丈夫かと聞かれたのか
分からなかったけど
それが何だったとしても
私にはもう怖いものはない。
■□■ 第15章 おわり ■□■
賑やかに新入生歓迎会が行われている体育館に行った。
丁度、軽音部の伴奏に
吹奏楽部と合唱部、
それにダンス部がコラボするという
賑やか過ぎるステージに
みんなが注目していた。
「ぅわ また
随分ド派手なのね」
「毎年こうだよ
文化祭だって凄いんだから」
「うちの学校が
お祭り好きなのは伝統ですね
もういいんですか?」
入り口に立っていた松井さんが気付いて
私達に話しかけた。
「続きはまた今度
ね」
「う …うん」
「羨ましいですねー」
という松井さんの口調は棒読みだったが
表情はなんだか優しかった。
「佐伯さん
もう 大丈夫ですね」
「…
はい!」
私は力強く返事をした。
何を大丈夫かと聞かれたのか
分からなかったけど
それが何だったとしても
私にはもう怖いものはない。
■□■ 第15章 おわり ■□■