テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第16章 それは襲い来るもの

「君は… もしかして」

「いつもありがとうございます
 神鳥先生」



ニッコリ

次朗君が気味の悪いほど
満面の笑顔を作った。


「あ! 思い出した!!
 マスターの同居人の!!」

「次朗です」


  ぐ い



!???




突然肩を抱き寄せられる。


「ちょ!!な   …」


また 声が…。


「実は俺達
 付き合ってるんです」





な はぁあああ?!!!




誰の前で言ってるんだ?!!


「… った」




身体の自由はきくもんね

私は肩を抱く次朗君の手を
思い切りひねった。



「え そうなの??
 いつの間に… ていうかいつから??」


お父さん、動揺しちゃってるよ。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ