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「再会」と呼べる「出会い」

第17章 溶ける体温

佐伯家の今晩の夕食は
タケノコをたっぷり使った炊き込みご飯、
アサリのお味噌汁、
蕨のお浸し、
そしてアジの開き。

準備が出来て、
いざ食卓に皆を呼ぼうとした
その時だった。

インターホンが鳴る。

誰かな?回覧板??


「はーい」


あ お父さんが出てくれた。





「さぁさ 入って入って!」









「お邪魔します」





…ド キ






声に、身体が反応する。

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