「再会」と呼べる「出会い」
第1章 苦過ぎた初体験
次に優司先輩にあったら
きちんと断らなくちゃ
賑わっていた昇降口も徐々に
人が少なくなっていく。
「なんか、ごめんね。
付き合ってもらっちゃって…。」
「いいの、いいの!
うちらもどうなるか気にかるから。」
ヤマチャンとミッチが、
優司先輩を待つのに付き合ってくれた。
一人でいると、どうしても悪い方に
ばかり気持ちを持ってっちゃうから
例え興味本位だとしても
付き合ってくれるのは嬉しい。
「本当に断っちゃうの?
もったいなくない?」
「ヤマチャンなら付き合う?」
「あたしは…
あーいうチャラいタイプは苦手かな
友達だったらアリだけど。
ミッチはどう?」
「私はイケメンってだけで
後込みしちゃうよ
自分と並んで歩いてる所を
想像するとあまりにも
釣り合わな過ぎて…」
「何言ってるの
ミッチは十分魅力的だよっ!
一緒にいるだけで凄く癒されるし」
私は隣に立つミッチを抱きしめた。
フワフワで、イイ匂いもして…
ホント癒される。
「ミッチ何か付けてるの?
凄くいい匂い…」
「分かるーっ!
密着すると分かる匂いでしょ?
服とか髪の毛からじゃいみたいだし
フェロモンなんじゃない?」
「そんなわけないって!!」
ミッチは手を振って否定するけど
絶対、そうなんだと思う。
ミッチからはフェロモンが出てるんだ。
「あんまり嗅がないで…
なんか恥ずかしい…」
頬をピンク色に染めるミッチ。
食べる事が凄く好きだけど、
運動が苦手なミッチは
一般的にはぽっちゃりと言われる方
本人も少し気にしてはいるけど
美味しいものの誘惑には
どうしても勝てない、と
色恋的な事は諦めてしまっている。
でもね ミッチは凄く可愛いよ。
私もヤマチャンも
ちゃんとそれを知ってる。
いつか
ミッチの魅力を分かってくれる人が
絶対現れる。
そう何度も彼女に伝えてきた。
けど 彼女は諦めてしまっている。
そういうの、なんだか凄く悔しい。
…なんて そんな思いは
直ぐに散ることになるんだけどね…
きちんと断らなくちゃ
賑わっていた昇降口も徐々に
人が少なくなっていく。
「なんか、ごめんね。
付き合ってもらっちゃって…。」
「いいの、いいの!
うちらもどうなるか気にかるから。」
ヤマチャンとミッチが、
優司先輩を待つのに付き合ってくれた。
一人でいると、どうしても悪い方に
ばかり気持ちを持ってっちゃうから
例え興味本位だとしても
付き合ってくれるのは嬉しい。
「本当に断っちゃうの?
もったいなくない?」
「ヤマチャンなら付き合う?」
「あたしは…
あーいうチャラいタイプは苦手かな
友達だったらアリだけど。
ミッチはどう?」
「私はイケメンってだけで
後込みしちゃうよ
自分と並んで歩いてる所を
想像するとあまりにも
釣り合わな過ぎて…」
「何言ってるの
ミッチは十分魅力的だよっ!
一緒にいるだけで凄く癒されるし」
私は隣に立つミッチを抱きしめた。
フワフワで、イイ匂いもして…
ホント癒される。
「ミッチ何か付けてるの?
凄くいい匂い…」
「分かるーっ!
密着すると分かる匂いでしょ?
服とか髪の毛からじゃいみたいだし
フェロモンなんじゃない?」
「そんなわけないって!!」
ミッチは手を振って否定するけど
絶対、そうなんだと思う。
ミッチからはフェロモンが出てるんだ。
「あんまり嗅がないで…
なんか恥ずかしい…」
頬をピンク色に染めるミッチ。
食べる事が凄く好きだけど、
運動が苦手なミッチは
一般的にはぽっちゃりと言われる方
本人も少し気にしてはいるけど
美味しいものの誘惑には
どうしても勝てない、と
色恋的な事は諦めてしまっている。
でもね ミッチは凄く可愛いよ。
私もヤマチャンも
ちゃんとそれを知ってる。
いつか
ミッチの魅力を分かってくれる人が
絶対現れる。
そう何度も彼女に伝えてきた。
けど 彼女は諦めてしまっている。
そういうの、なんだか凄く悔しい。
…なんて そんな思いは
直ぐに散ることになるんだけどね…