
*ドSな彼……ちょっと苦手です…………
第5章 お仕置きタイム
カチャ…カチャ……
だめだ。取れない。
「やっと起きたな。」
真っ暗で、どこにいるか解らないけれど、声がした。
「優梨、お前にはお仕置きをしてやる。
ふっ……まぁ、自業自得…だよな?」
お仕置きって、なにするのよ?!
ど、どうしようもできない?!
「あ、あの、お仕置きやめて」
恐怖の中、頑張って声を出して訴えた、けれど…
「何言ってんの?ふふっ
そんなの無理。俺だって限界だっつーの。
俺が触れる前に、ほかの男に触れられるわ…」
初めて知った……龍也が思っていたことを。
