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闇の王と光の騎士

第9章 暴君王のスピーチ

~すまいる王のスピーチ~


すまいる王が姿を現すと集まった民衆から声援が上がった。

たとえ王国が腐っても、やはりこの世の中を変えてくれるのは国王しかいないと願う心の声であった。

すまいるは声やどよめきが収まるまでじっと待っていた。

民衆の中にはもちろんすまいる王の命を狙うものたちも多数いる。
しかし王立軍自慢の魔導師たちが結界を張り、ももは将軍をはじめとした屈強な兵団が配備されていてはそう簡単には動き出せなかった。


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