闇の王と光の騎士
第20章 闇の王
「安心しろ……まあや……俺が世界を変えてやる……」
「駄目……私は……私は死ねないっ!!」
もはや立ち上がることさえ出来ないと思われたまあやが立ち上がり、ももはに突撃する。
志半ばで散ったみぃみぃの無念を晴らすべく、まあやが最後の力を振り絞った。
「なにっ!?」
「死んで!!」
まあやは最期の力を振り絞って掌を突き出す。
「馬鹿がッ!!」
そのまま寝ててくれればどれ程有り難かったことか。
苦悩しながらももはは拳を振り抜いた。
「がはっ!!」
強烈なももはの左フックがまあやの顔面を捉えた。
ももはの拳に骨が砕ける嫌な感触が伝わり、まあやは地面を転がっていた。
「ごめんなさい……みぃみぃ……貴方の夢を……叶えられなくて……」
「まあや……」
戦いの終わりにももはは涙を滲ませて手を合わせた。
血生臭い戦いの果てに、ももはは悔しい涙が込み上げていた。
----優勝 ももは
「駄目……私は……私は死ねないっ!!」
もはや立ち上がることさえ出来ないと思われたまあやが立ち上がり、ももはに突撃する。
志半ばで散ったみぃみぃの無念を晴らすべく、まあやが最後の力を振り絞った。
「なにっ!?」
「死んで!!」
まあやは最期の力を振り絞って掌を突き出す。
「馬鹿がッ!!」
そのまま寝ててくれればどれ程有り難かったことか。
苦悩しながらももはは拳を振り抜いた。
「がはっ!!」
強烈なももはの左フックがまあやの顔面を捉えた。
ももはの拳に骨が砕ける嫌な感触が伝わり、まあやは地面を転がっていた。
「ごめんなさい……みぃみぃ……貴方の夢を……叶えられなくて……」
「まあや……」
戦いの終わりにももはは涙を滲ませて手を合わせた。
血生臭い戦いの果てに、ももはは悔しい涙が込み上げていた。
----優勝 ももは