闇の王と光の騎士
第21章 ~エピローグ 光の騎士~
ごみを捨てたものを注意する澪の隣を袴姿で木刀をぶら下げた遥風が通り過ぎる。
遥風の姿を見た露店商が慌てて荷物を片付ける。
「あーダメダメ~。手遅れだよ。見ちゃったから。はい、それ渡してね~」
「こ、これは法律で取り締まられてないハーブで……」
露店商は冷や汗をかきながらも遥風に突っかかる。
「ん? 何か言ったかな?」
にっこり笑う遥風に殺気だった気配が宿る。
「す、すいませんでした……」
男は慌てて荷物を差し出すと遥風率いる治安維持組織『新撰隊』が押収する。
新撰隊とは遥風が暮らしていた棄民村のメンバーで構成されている。
遥風の姿を見た露店商が慌てて荷物を片付ける。
「あーダメダメ~。手遅れだよ。見ちゃったから。はい、それ渡してね~」
「こ、これは法律で取り締まられてないハーブで……」
露店商は冷や汗をかきながらも遥風に突っかかる。
「ん? 何か言ったかな?」
にっこり笑う遥風に殺気だった気配が宿る。
「す、すいませんでした……」
男は慌てて荷物を差し出すと遥風率いる治安維持組織『新撰隊』が押収する。
新撰隊とは遥風が暮らしていた棄民村のメンバーで構成されている。