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闇の王と光の騎士

第21章 ~エピローグ 光の騎士~

元々自分を殺した相手に話をするのは緊張もしたし、正直嫌で仕方がなかったがこの二人がいてくれるから何とか任務をこなせていた。

「まあいいでしょ、魔王。この案で」

デビル&ダークネスのボーカル、ゲレイロが取り成すように間を取り持つ。

「まあ……仕方ないな……西の都もつけさせたことだし……」

面倒臭そうに櫻啼が承認の印を押す。


人類と魔族の共存はまだ始まったばかりだ。

しかし強い意思を持つ者達の尽力でゆっくりとだが、プロジェクトは進んだ。

何年かかってもいい。
必ず平和な世界を創るのだと誓いながら。

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