闇の王と光の騎士
第21章 ~エピローグ 光の騎士~
「そ、それにですね!! 魔族の方たちには住みやすい環境をよ、用意しておりますッ!!」
噛み気味でテンパりすぎな口調で資料を広げたのは王立軍代表として参加していた月夜野だった。
二等兵から一気に部隊長へと昇格したのは争乱時での活躍が認められたからであった。
そこに月影、TOMと交流があることを認められ、魔族と人間の和平と共存のプロジェクトの王立軍代表として参加していた。
マギトの仇だった月夜野をミーカがギロッと睨む。
「……殺しちゃおうかな」
ミーカのボソッと呟く声が会議の席上に静寂を生む。
「こら、ミーカ。そんなこと言うもんじゃない!!」
慌ててマギトがたしなめる。
「ま、まあまあミーカちゃん。昔のことは水に流してやれよ、なっ!!」
TOMが取り繕うと月影も「そうだよ」と助け船を出す。
ライブで友情を誓った三人がようやくこうして一同に介すことができた。
噛み気味でテンパりすぎな口調で資料を広げたのは王立軍代表として参加していた月夜野だった。
二等兵から一気に部隊長へと昇格したのは争乱時での活躍が認められたからであった。
そこに月影、TOMと交流があることを認められ、魔族と人間の和平と共存のプロジェクトの王立軍代表として参加していた。
マギトの仇だった月夜野をミーカがギロッと睨む。
「……殺しちゃおうかな」
ミーカのボソッと呟く声が会議の席上に静寂を生む。
「こら、ミーカ。そんなこと言うもんじゃない!!」
慌ててマギトがたしなめる。
「ま、まあまあミーカちゃん。昔のことは水に流してやれよ、なっ!!」
TOMが取り繕うと月影も「そうだよ」と助け船を出す。
ライブで友情を誓った三人がようやくこうして一同に介すことができた。