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一方花婿のみぃみぃも北限の村に到着しており、独身最後の夜を村で唯一の酒場で盛り上がっていた。

「そこにこのドでかい兵隊さんがお出ましって訳だよ!!　そりゃ死ぬよな!!」

みぃみぃは笑いながら隣に座るももはの肩を叩く。

「いや……あの時は本当に済まなかった」

真面目なももははジョークを真面目に返答する。

「こんなに話のわかるやつなら戦わなくて済んだのに!!　ハハハ!!」

陽気で根に持たない性格のみぃみぃは全てを水に流して快活に笑う。