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闇の王と光の騎士

第21章 ~エピローグ 光の騎士~

まあやとみぃみぃが結婚すると聞きつけ、ももはとらふぃん国王はお忍びでこの北限の地を訪れていた。

平和になったこの国では国王の警備といってもそれほど仰々しいものは必要なかった。

肩を組み歌い、ジョッキを高らかに降る姿をみてももはは思わず口許を綻ばす。

それは平和の象徴であるかのように見えた。

恐怖と暴力の世界は終わり、新しい時代は確かに芽吹いていた。

それを感じ、自分の行ってきたことは無駄ではなかったと改めて実感していた。

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