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闇の王と光の騎士

第21章 ~エピローグ 光の騎士~

翌朝。

北限の村人たち全員が教会の前に集まり、まあやとみぃみぃの結婚を祝福していた。

「おめでとう!! まあや様!!」
「シスター!! おめでとうございます!!」

「アハハ!! みぃみぃ!! 緊張してんな!!」
「しっかりしろ!! みぃみぃ!!」

喜びの声やヤジが飛ぶなか、腕を組んだ二人が教会から出てくる。

感情を捨てさせられ、殺戮者として育てられたまあやが心の底から笑っていた。

照れ臭いみぃみぃは逆にはしゃいで照れ隠しをしている。

二人の後ろからは式を取り仕切った霧里が歩いていた。

「おめでとうございます!!」

らふぃんが満面の笑みでライスシャワーを投げる。

「ありがとうございます。国王様」

「おお、ありがと!! 国王まで参列するなんてスゲー式になったな!!」

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