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女子「桃子？」

桃子「今行く、ごめん行かなきゃ」

美智子「わざわざすいません」

桃子「ううん、もし未来で気になる事が
あったら言ってね、いつでも見てあげる
からから」

美智子「ありがとう」

桃子「じゃあね、美智子、真宙」

美智子「また」

真宙「…」

美智子「…」

真宙「これで安心した？」

美智子「えっ？」

真宙「彼女じゃなくて」

美智子「…帰る」

真宙「あっ、ちょっと待ってよ」

美智子「…」


本当は安心していた
だけど気づかれたくなくて
美智子は真宙から逃げるように足早で家
へ帰った


真宙「ねぇ美智子」

美智子「…何」

真宙「手繋いで帰ろう、恋人繋ぎ」

美智子「嫌、手繋いだら心読まれるし…
それに恋人じゃないし」

真宙「何、もしかして照れてる？」

美智子「照れてない！！」