宇宙人みいつけた
第7章 意外な弱点
美智子「ケーキセットのAとBをお願い
します、あとミルフィーユも一つ」
店員「かしこまりました」
翔太「そんな食べられるのかよ…」
美智子「大丈夫」
翔太「…」
今日をもって
野球部のマネージャー代行が終わり
美智子は翔太と約束していた駅前のケー
キ屋を訪れていた
美智子「ん~美味しい」
翔太「珍しい事もあるもんだな」
美智子「えっ?」
翔太「紺野、いつも美智子の後追いかけ
てるからついて来るかと思った」
美智子「急用なんだって」
翔太「急用ね…」
美智子「…」
翔太が言ったように
美智子の側にはいつも当たり前のように
真宙がいた
だけど今日は急用があるからと
真宙とは一日中
離れていた
翔太「あいつ、友達いるのかな?」
美智子「どうなんだろう」