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翔太「…」

真宙「今日はありがとう」

翔太「は？」

真宙「僕と勝負してくれて」

翔太「…別に…バッター立たせてじゃな
いと調子狂うし…」

真宙「美智子の為でしょう？」

翔太「…」

真宙「いい加減辞めた？そういうの」

翔太「何意味不明な事言っ」

真宙「君が知ってる通り僕も知ってるか
ら、君が本当は…」

顧問「おい、まだ残ってるのか？早く帰
れよ」

真宙「は～い、すぐ帰ります」

翔太「…」


顧問が入って来てしまい
話しを続ける事は出来なかったが
真宙は知っていた

翔太の
ある秘密を…


美智子「…」

真宙「お待たせ、さっ帰ろう」

美智子「…うんっ」

真宙「…」


お互い熱は残り
完全に不完全燃焼だったが
その日は結局、続きをする事は出来なか
った


その日は…