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玲「あまり時間もないので単刀直入に言
わせてもらいますね」

美智子「…」

玲「今すぐ真宙さんを解放してください
別れてください」

美智子「…どういう意味ですか」

玲「真宙さんはとても素晴らしい人なん
です、エリートなんです」

美智子「真宙が？」

玲「いくら勉強の為でもあたなのような
平凡な人間と関わってほしくないんです
真宙さんにはもっと…」

美智子「！？」

玲「もっと相応しい人間がいると思うん
ですよ、あなたではなくね…」

美智子「…何…を…」

玲「…」


向かい合っていたのに
いつの間にか背後を取られていた

嫌な予感がし玲から離れようとしたが
美智子は玲に催眠術のような
怪しい能力を…


玲「大丈夫、おとなしくしてればすぐに
済むから…」

美智子「あ…っ…」