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∮恋密度∮官能短編集 先生&生徒

第2章 調教指導


『やめて…か…甘いな。まだまだこれからだ』

含み笑いが聞こえてくる。

容赦ない先生の冷たい視線に見据えられ、牽き攣る私の頬が恐怖で震える。
肉芽を抓んだままのピンセットの先に力を加えられ、私は途端に首をのけ反らせてうめいた。

『ああ!いやっ…』

薄い包茎をめくられ痛みに似た刺激がつま先に伝わる。

皮に隠れていた小さな赤い陰茎がピンセットで抓み出されると先生は広い口のついたスポイトのような物をそれに充てがい赤い肉芽を何度も吸引する。

その度に躰の大事な部分全てを吸い出されるような刺激を受けて腰が自然に揺れ動いた。

『あうっ…』

『そんなに気持ちがいいか』

声にならない声で悶える私を嘲笑うと先生は肉芽に吸い付いたままのそれをわざと引っ張っては円を描くようにぐりぐりと回す。

あぁっ…
ダメ、やめてっ…

ほんとに変な気持ちになっちゃうっ…


初めての快感だった。

先生に悪戯される度に子宮の奥が疼きとろけるような感覚に犯される。

手を動かし続けながら私のそんな様子を眺めると先生は吸引していたそれをぐっと強く引っ張った。

その動作に私の口から悲鳴が漏れる。

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