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溺れる電車

第11章 番外編 溺れる亮くんの恋


「ホント!有り得ない!触らないでって日本語分からないの?」




先生も驚いていた。もちろん、俺も。



地味な奴が俺をこんなに嫌がるなんて…。



俺は、雑菌扱いされたのが許せなかった。



そう、言われて、黙れない俺も怒鳴った。





「お前さあ、なんなの?触ったぐらいで?」


「馬鹿とナルシストがうつるでしょ!!」






周りは爆笑。


「だよなー」とか「わかる」という声もあって、


俺は、笑いものにされたことが許せなかった。

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