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溺れる電車

第2章 狂う私。

「あれ、亜美ちゃん。ブラウスのボタン取れてるよ」


そういった時、先輩3人はびっくりしたような顔をした。


だって、ブラウスの3つが取れているんだもん。

もしかして、私だとバレてる?



「あ、引っ掛けてとれちゃったんですよー」


とだけ言っておいた。

胸を少しかくしておいた。


「エロいねー」

「また、後輩にそんなこと…」

「だって、俺らの先輩も美人だったしなー」


私はまた愛想笑いしておいた。

私の姉は、この人たちの先輩だ。


だから、私はかなり、学校でも

知っている人が多いんだ。



「そーいえばさ、

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