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溺れる電車

第2章 狂う私。


また、私の胸を触った。



「ちょっ、やめてっ」



昨日みたいなことは絶対しないって思ったのに。



「じゃ、質問に答えろ」


「あれはお前の彼氏か?亜美」



亜美って、気軽に呼ぶな。

変態。



「そうだよ」

「へえ、無責任だなあ。カワイイ彼女おいていくなんて。

俺はかわいがってあげるけどなあ」

「うるさい、変態」

「痴漢に感じちゃうお前もな」




何も言えなかった。

確かに、

今もなぜは熱くなっている。



「さっき、キスしてただろ」

「ダメなの?」

「俺が消毒してやるよ」



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