溺れる電車
第3章 許されないバツ
ラブホには手馴れてる感じだった。
私は、初めて入るからドキドキしていた。
部屋に入る。
以外に、大きなとこで、ベットが1つ。
私は、ベットに座った。
「あのっ、優人…」
「プ八ッ」
優人がいきなり笑い始めた。
さっきまで、無表情で
怖いというか、
切ないというか
そんな顔をしていたのに。
「どうしたの?」
「いやーっ、さっきの亜美の顔思い出したら!笑うが止まらなくて」
「はぁっ? 私はっ」
「いや、分かってる(笑)」
「酷いよ!でも…どうしよ、亮くん、あんなに好きだったのに」
思い出しただけで、
チクリと痛い思いがする。