テキストサイズ

溺れる電車

第6章 零

それから、数ヶ月が過ぎた――――



初恋は最悪な初恋と変わり、

「優人」のことは忘れようとしていた。


学校にはいけなくなり、

母にも、話が言っていて、

住みにくくなってしまった。



もちろん、私のせい。



親には、こっぴどく怒られた。

当たり前か。


もちろん、私も反省し、「優人」のことは名前も出さなくなった。



私たち家族は、あまり裕福な家庭ではないため、

事件が起きて、すぐには引っ越しできなかったが、

2か月後、引っ越しをして転校をした。



転校して、すぐ友達もできたし、

困っていることはない。


彼氏もできた。




電車のことは言っていない。



親は、電車通学は避けろって言われているが、

お金もなく、かなり遠くの学校のため、電車通学をしている。


親にはかなり心配されたけど。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ