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むかしばなし

第2章 桃

裕典「じゃあ僕部屋戻ってるね。いつでも来て、お願い」

淳平「もちろん。じゃあ」


淳平様の車椅子を押す僕。
『淳平様のパートナー』そう名付けられた。

簡潔に言うと、淳平様のお世話をしたりするのが僕の役割であって。
いつも淳平様の隣にいられるのが唯一の特権であったりする。


こんなに近くにいるのに...
淳平様は誰を見ているのでしょう。
どうしてこんなにも苦しくなるのでしょう。


気づいたら好きになってた。


淳平「奏多...お願い、聞いてくれる?」

奏多「何でしょうか」

『僕...裕典に告白しようと思ってるんだ。それでね、告白の仕方教えてほしくて』

そう言って僕に耳打ちした。



淳平「.........奏多?」

奏多「っ...すみません」


動揺を隠しきれない僕。


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