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愛する人

第3章 謎と理解






何故、貴方が怖がるの?


固まってしまった私に対して、


「貴女の周りでは大学の卒業パーティー以来、行方不明が多い。
今日の行動にしても、月島サユミが突き落としたのではなく、貴女が勝手に道路へ飛び出したんだ。」
「私が自分で?
しかも私が同窓生を殺すわけないじゃない。」



!!








私は自分で言った言葉に驚いた。


「記憶が蘇ったのですね。
ご存知の通り私は殺したなんて言っていない。」




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