愛する人
第3章 謎と理解
魂は私が貰ったから。
棄てる際に遺体の一部を美味しくいただいた。
「そう、パーティーに行くと言って、何日も帰って来ない家族は心配になって捜索願いを出した。
そして君にたどり着いた。
でも証拠が無い。
月島サユミが君に近づいてきたので、
友達のいない君はあまりに寂しかったのと、サユミを支配したい気持ちが空回りになり、自分に目が向くように自分から飛び出しては注目を浴びたかったんだよ。
ちなみに月島サユミは警察の人間なんだよ。」
私は一瞬驚いたが、いつかそうなることは薄々感じていた。