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オオカミ少年

第2章 人間になったリュウ




そろそろ学校に行く時間…


「リュウ、話は帰ってきたらね!学校行ってくる」

「えっ絢香ぁ~」

「だーめ!そんな顔しても」


あたしは玄関へ行った

靴を履き…


「いってきま…」


後ろを振り向くと…

リュウが耳を垂らして、伏せをして、しゅんとしていた

もう可愛すぎっ

頭を優しく撫でてあげた

そしてもう一度


「いってきます」


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