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オオカミ少年

第4章 好きな人はリュウ




「俺、捨てられてたじゃん?絢香に拾われた時、あの瞬間、ずっと覚えてる。あの時から俺は絢香が好きだった。絢香が俺のこと、犬としか思ってなくても一緒にいれるだけで幸せだったんだよ」



やばい

涙 止まらない



「飼い主とかじゃなくて…」


「あたし…も…」



大切な人と一緒にいられる


それだけで幸せ




「ペットとかじゃなくて…」




たった1人の、大切な人




「「好きだよ」」







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