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オオカミ少年

第2章 人間になったリュウ




チュンチュン……

小鳥のさえずりが聞こえる


「んー」


あたしは伸びをした

仰向けになって目をつむり、リュウを撫でる

フワフワの毛を……


フワフワ?


温かい人の体を触ってる感じがするのは気のせいか?



あたしはうっすらと目をあけ、リュウの方を見た




「………え」


リュウ………じゃない!?


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