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「何とも思ってないってことは無いよ。
あいつ、彩ちゃんのことすげー喋るし」

「……えっ？」




立花くんの言葉に、驚いて顔を上げる。




「俺と飲むときは、大半彩ちゃんの話をし出すよ」

「………本当！？」

「うん、酔っぱらうと特に酷い」

「ど、どんな話……？」




意外過ぎて、ドキドキしてきた。


２人の飲む場に何回か私も参加したけど、翔ちゃんが私の話をすることはほとんど無かったから。


すると、立花くんはニヤッと笑った。




「彩ちゃん。
寝相悪くてよくベッドから落ちるんだって？」


「…………！///」


「あと何だっけな～。

冷蔵庫をよく閉め忘れるとか、ドラマの録画時間を大抵間違えてるとか。

いまだに同じデザインの服ばっかり買うとか」




そ、それって……///

確かに合ってるけど……




「も～～！
全部単なる愚痴じゃん……！」

「まだまだあるぜ？」




思いだしてるのか、立花くんはケラケラと笑い続ける。


ちょっと……


どこまで人の話題提供してんのよ～～///