♡*:。.rena's world story.。:*♡
第9章 ☆本当の気持ち
………………………………………………
立花くんと駅のホームで別れて
車窓から流れる景色を見つめながら、私は翔ちゃんとの思い出を振り返っていた。
そして、その記憶と重ねるようにして
立花くんが私に言ってくれた、言葉のひとつひとつを噛みしめた。
“ 気付いていない何かが、あいつの中にはあるのかもしれないよ ”
………私、自分の気持ちや願いを膨らませるばかりで
翔ちゃんが何も決めないことにイライラして、こうしてほしいって求めるばかりで
一緒にいる何気ない日常の大切さに、気付いてなかったのかな………
でも、私にだって
譲れない想いはあるんだよ。
“ 2人の未来は、2人で一緒に歩むものだから。
何が1番大切か………もう一度思い出してみて ”
「……………っ」
想いがあるなら
………伝えなきゃ。
立花くんと駅のホームで別れて
車窓から流れる景色を見つめながら、私は翔ちゃんとの思い出を振り返っていた。
そして、その記憶と重ねるようにして
立花くんが私に言ってくれた、言葉のひとつひとつを噛みしめた。
“ 気付いていない何かが、あいつの中にはあるのかもしれないよ ”
………私、自分の気持ちや願いを膨らませるばかりで
翔ちゃんが何も決めないことにイライラして、こうしてほしいって求めるばかりで
一緒にいる何気ない日常の大切さに、気付いてなかったのかな………
でも、私にだって
譲れない想いはあるんだよ。
“ 2人の未来は、2人で一緒に歩むものだから。
何が1番大切か………もう一度思い出してみて ”
「……………っ」
想いがあるなら
………伝えなきゃ。