♡*:。.rena's world story.。:*♡
第14章 ★叶わない願い
「……夜、寝れてねーの?」
「え!?ううん、寝てるよ…!」
「だろうな。
2回目しようとしても熟睡してて全然起きねーし」
「~~~~!」
ちょ……!
誰かに聞かれたらどうするのよ!!
私が慌てて周りを確認してる間、奈々さんがいた向かい側の席にヒメが座った。
………コーヒーを飲むその姿を、じっと見つめる。
“ ますますカッコ良くなっていくのは気のせいかしら ”
………私がどうってわけでは決してないけど
奈々さんの言ったことは当たってると思う。
この仕事だから許されるその明るい髪色が、太陽に反射してキラキラと光っていて
蛍光色の服も浮いて見えないのは、華やかな顔立ちと完璧なスタイルを保っているからこそ。
……というか、なんでそんなにまつ毛長いの?
ビューラーで根元から上げて、3倍ボリュームのマスカラで頑張ってる私への嫌味ですか?
「なにガンつけてんだよ」
「………別に」
「飲みたいの?
これ、砂糖2本入ってるけど」
「……………」
ファッションにメイクにダイエット……
お蔭さまで、あなたといると、女として必要な全てを忘れずにいられるよ……
「え!?ううん、寝てるよ…!」
「だろうな。
2回目しようとしても熟睡してて全然起きねーし」
「~~~~!」
ちょ……!
誰かに聞かれたらどうするのよ!!
私が慌てて周りを確認してる間、奈々さんがいた向かい側の席にヒメが座った。
………コーヒーを飲むその姿を、じっと見つめる。
“ ますますカッコ良くなっていくのは気のせいかしら ”
………私がどうってわけでは決してないけど
奈々さんの言ったことは当たってると思う。
この仕事だから許されるその明るい髪色が、太陽に反射してキラキラと光っていて
蛍光色の服も浮いて見えないのは、華やかな顔立ちと完璧なスタイルを保っているからこそ。
……というか、なんでそんなにまつ毛長いの?
ビューラーで根元から上げて、3倍ボリュームのマスカラで頑張ってる私への嫌味ですか?
「なにガンつけてんだよ」
「………別に」
「飲みたいの?
これ、砂糖2本入ってるけど」
「……………」
ファッションにメイクにダイエット……
お蔭さまで、あなたといると、女として必要な全てを忘れずにいられるよ……