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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第20章 ★loveダム決壊

「………美和」



ヒメは私からゆっくり体を離すと、膝から下ろしてラグの上に座らせた。


再び向かい合う形になると、ヒメは私の両手に自分の手を乗せる。




「………俺」

「………っ」



こ、これ以上まだ何か言ってくれるの!?


めちゃくちゃ嬉しいけど、なんだかもったいなくて、これ以上聞かされたら倒れてしまいそうで


もっと普段から小出しにしてくれればいいのに……///


そんなことを思っていると




「……俺にも、約束させて」

「…………!」




私の手を優しく包んで

ヒメは真っ直ぐ私を見つめた。




「俺は、これからも美和だけを見続ける。


美和が少しでも嫌だと感じることは絶対にしない。


………美和が笑顔でいてくれるなら、俺は何でもするから」



「…………!!」



「美和が笑ってくれることが、俺の全てだ。


俺の生きる意味は、それだけでいい」


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