♡*:。.rena's world story.。:*♡
第4章 ♥2人の優しさ
…………アンジーが来るまでの、我慢。
私は必死に自分に言い聞かせた。
さっきとは人が変わったように、直樹君の目はギラギラしていて
ちょっと異常ってくらい興奮してて、様子も変だから
私がヘタに動くより、彼女に任せた方がいい。
「……………っ」
………悲しむよね。
こんな状況を見たら、発狂するよ。
やっぱりちゃんと、待ち合わせしてから来れば良かったんだよね。
偶然再会したとはいえ、私に関わりのある幼馴染。
………ごめんね、アンジー……
「………! …いや……っ」
直樹君の手が私の髪をかき分けると、首筋にキスをしてくる。
早く……
早く来て、アンジー……!
ギュッと目を瞑った、その時
ガンッ!!!
「「…………………!!!」」